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2019年卒の学生が日々の学びや経験をアウトプットするブログ。

『ブランド人になれ!』を読んで②


こんにちは、かず(@kazu_1247)です。

 

今回は『ブランド人になれ!』を読んで気になった点について書いていきます。

 

 

 

 

ざっくり言うと以下のことです。

 

・虚が実を生む

・限界までカネを使え

・スーパースターと凡人は紙一重



・虚が実を生む

 

“Perception is Everything”です。

 

認識が全てです。

 

何が虚で、何が実なのかははっきりしていません。

 

むしろ、ハッタリをかますうちに、ハッタリが本物に様変わりしてしまいます。

 

虚と実は常に追いかけっこをしています。

 

例えば、スピーカーとしてイベントに呼ばれた時に、「俺は人前で呼ばれるような知見なんてない」と気おくれする必要はありません。最初は上手くいかないかもしれませんが、場数さえこなせば誰だって上手くなります。

 

「インプットをしてからだ」なんて周りくどいことは考えなくていいのです。

 

アウトプットをしなければいけない状況に追い込まれれば、人はそのレベルに追いつこうと、学び、成長するものです。

 

この章を読んで、やはり、アウトプットを先に意識したいと再確認しました。

 

インプットしてからって考えると、どこのレベルまで上げたらいいのかきりがありません。

 

僕も、何かをインプットする時は、まずはアウトプットの方法を考えてからインプットするようにしています。そうすると、インプットと同時にアウトプットのことを想定するので、その質が高まります。



・限界までカネを使え

 

手元にあるカネは思い切り使ってしまいましょう。

 

未知なる経験をする。バカ高いアートを買ってみる。

 

思い切り使えば、回り回っていずれブーメランのようにカネは戻ってくるといいます。

 

ZOZOの前澤社長は、「カネは使えば使うほど増える」と言っています。

 

カネそれ自体には、何の価値もありません。商品や経験に換えて、そこから自分をブランド化していき、前に進むためのエネルギーを汲み取っていく。

 

このへんのことは、『10年後の仕事図鑑』でも述べられていましたね。

 

kazu-k.hatenablog.com

 

 

貧乏とケチは同義ではありません。カネ持ちなのにドケチな人もいれば、財布の中が潤沢でなくても、惜しみなく自分へ投資している人もいます。

 

ブランド人は後者でありたいと、田端氏は述べています。

 

これも、最近は意識するようになりました。

 

自分のためになると思ったら迷わずに有料noteを買ったり、二つのオンラインサロンに加入したり、DMM英会話を使って英語を話すようにしたり、Progate、Udemy、NetflixSpotify、NewsPicks、Amazon等に課金をしたり、書籍の購入にも惜しみなく使っています。

 

学生だし、本当になけなしのお金なので、食費は切り詰めています(笑)

 

もう少し余裕ができたらジムにも通います。

 

こういった自己投資によって自分の知見を蓄えていき、何年か後には大きなリターンとなると思います。というか、そうしなければいけません。



・スーパースターと凡人は紙一重

 

日本のプロ野球史上、生涯打率3割を達成した選手はたった24人しかいません。

 

しかし、打率2割7分程度の選手はゴロゴロいるのです。

 

あと5本、あと10本ヒットが打てるかどうか、その誤差のような違いで、年俸が圧倒的に変わってくるのです。

 

Aという価値がBやCという価値を引き寄せます。そのように、雪だるま式にブランド価値が加速してくといいます。

 

1日5分、10分、人よりも多くひたむきに打ち込めるか。それを、努力と思わず夢中になれるか。

 

これに関しては、僕はまだまだですね。

 

1日5分や10分といっても、最初はきついと思います。きついと思っていても、とにかく続けて、いずれ努力と思わないフェーズまで持っていきたいです。というか、持っていきます。

 

そうした、紙一重の差がいずれ大きな差になることは、多くの人が知っていると思います。

でも、ほとんどの人ができないですよね。

 

僕は、人生は全て実験だと思っているので、本当に紙一重の差がいずれ大きな差になるのかっていう実験をしますね(笑)

 

 

それでは、今回はこれで終わりです。

 

それではまた。


Written by かず

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『デジタルネイチャー(6章)』を読んで

 

こんにちは、かず(@kazu_1247)です。

 

『デジタルネイチャー』(落合陽一著)を読んで学んだこと・考えたことを章ごとにまとめていきます。

 

 

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

 

 

 

まずは、6章「全体最適化された世界へ  <人間>の殻を脱ぎ捨てるために」です。

 

 

コード化によって変わる遺伝的多様性

 

人類の進化は、遺伝的多様性の縮小と実質的な拡大をもたらす。(p205)

 

 

これから、ゲノム編集の技術によって、遺伝における先天的な問題は解決していく。遺伝情報が物質としてではなく、電子化され保存されるからだ。これによって、遺伝的な多様性は縮小していく。一方で、テクノロジーの発達によって、実質的には多様性は拡大していくと、落合氏は述べている。義足や義手が個々人に多種多様にアダプトしてくことで、先天的な差異を埋めていくからだ。機械的な身体と有機的な身体の差異が縮小することで、<物質>と<実質>はほとんど等価になっていくのだ。

 

有機的な足に比べ、義足の方が疲れないとなると、義足の方が機能的に優れていると考えられる時代が来るということなのだろうか。足に限らず、様々な身体部分が、個々人の嗜好に合わせてプリンティングされ、機械化されていくのだろうか。しかし、見た目では、そこに有機と無機の差異も感じないのだろう。それは、まさに、物質と実質が等価された世界になるだろう。



解体される、「自我」「幸福」「死」の概念



変化は私たちの身体に留まらない。私たちの精神についての考えも、大きな転換を迫られる。<近代>が作り上げた、自由意志の存在を前提に権利を設定し、それに基づいた幸福を追求する世界は、いずれ終わりを迎える。そして、<人間>や<権利>といった価値観の枠組みから解放された幸福が、コンピューターによる生態系の中で自動的に「自然的に」生成される時代が訪れるだろう。その兆候は、既に至るところに現れ始めている。(p210)

 

 

 

人間の自我とは何なのか。それは、生まれてから現在までの記憶と、それに基づいた判断である。自我とは、膨大なインプットが生み出した複雑な反応にすぎないのである。これに対して、深遠な哲学に基づいた言葉は人間にしか生みだせず、それこそが自我の実在の証明であるという反論もある。

 

しかし、私はあくまで前者の立場である。例えば、赤ちゃんがそうだろう。幼い時期に見たもの、感じたもの、その全てがとてつもないスピードでインプットされ続け、その蓄積によって自我が形成されていくと考える。

 

さらに、落合氏は、哲学的知見も論理的な情報の体系として機械的に再現できるかもしれないと述べている。たしかに、自我がインプットの蓄積とそれに基づいた判断だとするのならば、人間の哲学的な知見も、当人の膨大なインプットを可視化することによって再現は可能になるのだろう。

 

そして、これが再現されれば、「人間らしさ」は脱構築されていく。

 

 

失われた多様性をインターネットが担保する

 

ここで、人間を「身体」「意識」「情報」の三層からなる存在と考えてみよう。

 ・・・

物理的「身体」の領域においては均質化が進行し、意識の領域においては先鋭化が進行する。対称的な表れ方をしているが、いずれの場合も問題になっているのは、人間のデータがコンピューターに均されることによって生じた「多様性の喪失」への選択である。外れ値を好まないために失われた多様性を、インターネットが担保していくと考えてみよう。(p213)

 



身体は均質化が進み、意識は先鋭化が進む。両者は対称的な方向に向かっているようだが、両者ともに、人間のデータがコンピューターによって均されることによって、その多様性が失われてることは同様であるという。

 

そして、インターネットがその多様性を担保する。担保すると言っても、あくまで外在的にである。

 

外在的な多様性は重要だろう。個人では、最適化された情報によって尖った個が生成され、ニッチ化が進む。ニッチ化は良いのだが、ニッチなままで閉じてはいけない。そこで、外在的な多様性を持つことが重要になってくるのだ。





人間の生物的限界を超えた知性が出現する

 

 

私たち人間は、生物学的な寿命の限界に縛られて生きている。その中で目的の実現を目指すのであれば、問題を短時間で解決するフレームワーク、先に挙げた「てこの原理」のような高効率な手法によるラディカルな変化が求められる。

それに対して、個人の人生を超越した全体性を想定する場合、変化はより長いタイムスパンに及び、ゆるやかな速度で進む。この時間的尺度で捉えたインターネットは、人類の集合知であると同時に、人類の生物学的限界を超えた「寿命から切り離された知識」と言えるかもしれない。(p215)

 



私は、当然のように、生物学的な寿命の中で生きていると思っていた。なるほど、インターネットは、生物学的な限界を超えたタイムスパンにおいて知性をもたらすのか。インターネットの時代に生きる私たちは、個人単位での寿命を超越して存在し得るということなのだろうか。個人の生物学的なスパンが終了しても、例えば、当人の言葉はインターネット上に残り続けるだろう。多くの人々の言葉は集積され、そして最適化されていくのだろうか。

 

落合氏は、全体性を帯びた事業の例として、サグラダファミリア伊勢神宮、防波堤を挙げている。そして、トマス・モアのいうユートピア伊勢神宮が該当していると述べている。それは、「高度に発達した環境」と「変化のない恒常的な社会」である。20年に一度、神宮式年遷宮にて、同一の社殿を隣に組み上げてから壊すという行為を繰り返すことで、ハードウェアのコピーにのみ準拠しているのである。



・・・・・・・・・・・・・・

今日は、以上です。

 

また、『デジタルネイチャー』については、これからもっと時間をかけて(参考書籍なども読みながら)適宜アウトプットしていきます。

 

著者が三年かけて書き上げたと言っていましたし、僕も全力でぶつかっていきたいものです。

 

他のビジネス書や啓蒙書のように、ざっくり斜め読みしたり、電車やベッドの上で寝ながら読めるものではないので(笑)

 

他の章に限らず、6章についても再度アウトプットするかもしれません。

 

ちなみに、今は『茶の本』(岡倉天心)を読んでいます。

 

それではまた。

 

Written by かず

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デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂

 

 

 

 

量をこなす時期を過ごすこと【『ブランド人になれ!』を読んで】

 

こんにちは、かず(@kazu_1247)です。

 

先日、発売された『ブランド人になれ!』(田端信太郎著)を読んで、気になったこと、考えたことなどを随時アウトプットしていきます。

 

 

 

 

今回は、この二つです。

 

・とにかく量をこなせ。量が質を生む。

・会社なんて幻想だ!

 

それぞれ、以下で簡単に触れていきます。



とにかく量をこなせ。量が質を生む。

 

他人が喜んで銭を払ってくれるようなレベルにまで、仕事の本質を高めるためには、圧倒的な量をやりきる時期が絶対に必要である。量は質に転化するからである。
「質を追求するな。量をこなせ。」
新人のうちはこの言葉に尽きる。
無駄に長く下積みをダラダラとする必要はない。2年でいい。
ビートルズも、MBAビジネススクールも、弁護士のロースクールも、医師国家試験の合格後の臨床実習も2年間である。
ブートキャンプに入ったつもりで、ホースから水を飲むように、ガムシャラに量をこなし基礎を作れ。
「これだったらギリギリできそうだ」というレベルではない。
「こんな量は不可能だ」というレベルの仕事を、必死でやり切る。
完全に追い込まれた時、人は火事場のクソ力を発揮する。そして、モデルチェンジし進化する。
「ビジネス書でノウハウを学んで、最初から生産性を高めよう」と思っても、意識だけが高い勘違い男になるのが関の山である。
「圧倒的な量をこなす。」これしか、ブランド人の階段を登り続けるための体力はつかない。

 

 

 

僕はつくづく思います。

 

優雅に見える成功者は、どこかの時期で、必ず、圧倒的な量をこなしているのだということを。

 

そして、表面は華麗に見えても、裏では地道な努力をしているのだと思います。

 

でも、僕たちは、彼らのほとんど表面しか見ることができません。

 

彼らが、多くの聴衆の前で涼しげな顔で話している様子を見ます。

 

彼らが、世界の舞台で、超満員のスタジアムでゴールを奪い、観客を熱狂させているシーンを見ます。

 

その、ほんの数秒の、でも人生で最大の瞬間のために、彼らは日々、準備をしてきたのでしょう。

 

でも、僕たちは、彼らの最高の瞬間を見るだけであり、そこに至るストーリーを知る人は多くありません。

 

だから、彼らのことを「天才」と呼んだり、「才能」があると決めつけて自分達には不可能だと思い込みます。

 

でも、彼らは、自分が好きなことに、人よりも没頭して、圧倒的に量をこなしたからだと思うんです。

 

勘違いしてはいけないのは、努力は、無理に頑張るとか、苦しいとかではないということです。

 

「仕事だから」という感覚でもありません。

 

自分の好きなこと、熱中するものに対して、ハマりまくって、気付いたら圧倒的な量をこなしていた、という感覚なのではないでしょうか。

 

まずは、自分の好きなこと、自分の人生で何を成し遂げたいのかを見つけるために、徹底的に自分と向き合う。

 

そして、それにハマる。圧倒的に量をこなす時期を作る。

 

自分の人生なので、自分の好きなことをして、自分の好きな人と、好きな場所で過ごして、好きなものを食べて、好きなものを見て、僕はそんな人生を送りたいと思っています。

 

(僕は、文章を書いているとエモくなりがちです。)





会社なんて幻想だ!

 

 

会社は社員のために存在し、社員のためにインフラをふんだんに準備してくれる。
発想を変えれば、サラリーマンには、自分のために組織を利用できる特権があるのだ
君が出版社の編集者だったとしよう。
君が本を作った後、営業部のスタッフは足を棒にして書店を回ってくれる。宣伝部のスタッフは、広告宣伝の手を打ってくれる。
もし、フリーランスなら、これらの仕事をたった一人でやらなければいけない。
そう考えると、会社とはすごい財産の集合体なのだ。
組織の力、集団の力を上手く利用し、会社をアンプのように使うおかげで、君のギターソロは何千人、何万人に届くようになる。
「会社はただの共同幻想だ」「会社はオレのために存在する便利なインフラだ」
このように発想を転換すれば、会社員としての生き方はガラリと一変する。

 

 

 

たしかに、会社はリソースの宝庫だと思います。

 

物的・人的なリソースがあり、自分がやりたいことの手助けとなるだけでなく、研修ではインプットの機会も与えてくれます。

 

会社で働くこと自体が目的だったり、給料をもらうことが目的でない限り、会社はオイシイことだらけのような気がします。(もちろん、会社によりますが。)

 

だから、会社をどんどん使ってよいと思います。

言い換えると、会社に縛られる必要はないと思います。

 

田端さんの言う「飲み屋で愚痴を言うサラリーマン」は、会社に縛られている人たちだと思います。

 

他人や環境のせいにする人は、自分の人生を生きていないのです。

 

さらに、自分では変えることができませんと認めてシャットダウンしてしまっているのです。

 

何かしっくりこないことがあれば、自分が変えていけばいいのです。人を変えるより、自分が変わる方が楽です。会社を辞めるなりすればいいのです。

 

この、「会社は幻想である」ってことは、頭に入れておきたいです。

 

成し遂げたいことの手段として、この会社で、この仕事をしているということを常に意識しながら、一つの会社の中で視野が狭くならにようにしていきます。

 

適度に会社外でインプットを行い、それを会社のリソースを使って試したり、そんなこともできると思います。

 

会社」で働いている特権を理解して、どんどん使っていきたいと思いました。




 

今回はこれで以上です。

 

また後日、他に考えたことなどをアウトプットしていきます。

 

 

 

Written by かず

 

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『ストレングスファインダー』の結果を受けて【学習欲編】

 

 

こんにちは、かず(@kazu_1247)です。

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 

 

 

 

『ストレングスファインダー』について、前回は、【個別化編】について書きました。

 

今回は二つ目の資質である「学習欲」について書いていきます。

 

 

資質の特徴(抜粋)

 

学習欲という資質を持つ人は、学習欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。特に結果よりも学習すること自体に意義を見出します。



独自の強み(抜粋)

 

多くの場合、あなたは知識を増やし、新しい技術を取得することを重要だと考えています。学習を継続的な活動とみなしています。生まれながらにして、もっと知識を増やしたいと思うことがあります。

 

あなたは、弱みを克服するために時間やエネルギー、費用を無駄遣いしたくないのでしょう。あなたは、自分が得意なことに集中することもあります。

 

あなたは、自分と同様に学習を大切にしている人に出会うと、彼らのプライベート上または仕事上の野心や意図、目標を話してもらいたいと思うでしょう。彼らが、何を達成したいと思っているのかを把握することが、仕事上の協力関係や揺るぎない友情の始まりとなる可能性があります。

 

アクションプラン

 

・学び方を工夫しましょう。誰かに教えることで最も学べるなら、人前で発表する機会を持ちましょう。静かに熟考することで学べるなら、静寂の時間を持ちましょう。(抜粋)

 

→→とにかくアウトプットをします。アウトプットを意識することでインプットの質が良くなるからです。だから、ブログなどのアウトプットはほとんど自分のためにやっています。あと、インプットの量をとにかく増やしていきます。情報のシャワーを浴びたり、教養を深めていきます。NewsPicks、書籍、Twitterを中心にインプットします。この時間を意識して取ります。

 

→→その中で、「自分の哲学」+「実装」をできる人間になります。自分のコンテクストを持ち、何をどうしたいのかという哲学を持ち、その哲学を表現するためにエンジニアリングをしていきます。

 

 
・変化を起こす人になりましょう。他の人たちは新しい規則や技術を導入することに尻込みするかもしれません。新しいことから吸収したいというあなたの意欲は、他の人たちの懸念を和らげ、彼らを行動へと促します。(抜粋)
 

→→新しいことへのトリガーになります。周りにそれを投げかけて、違ったらまた考えればいいんです。現状維持とか、同じことの繰り返しは好きじゃないですね。適宜アップデートしていきます。この世の中に「失敗」って無いと思います。「何をしたら上手くいかないのか」ってことが分かったということです。つまり、成功の一部であるし、失敗のように感じる経験は成功するにあたって必要不可欠なものだからです。むしろ、たまに「こうやったらダメだよな」と分かっていながら失敗のような経験をあえてすることもあります。で、成功の再現率を高めたりすることもあります。

 

・できる限り、技術や規則が常に変化する分野にキャリアを変更しましょう。これに対応しようと挑戦し続けることであなたはいきいきします。(抜粋)

 

→→これを読んで、IT業界で就活していて合っていたと思いました。面接などでも、これとほぼ同じことを言っていました。「変化のスピードが早い業界で働きたい」とかだった気がします。

 

 

 

まとめ

 

前回の「個別化」と合わせると、アクションプランとしては、

 

個々に合わせて対応し、最も得意とすることを見極める。

・人によって求めるものが違うことを意識し、何がその人をやる気にさせるか考える。

・スピーチ等は、聞き手の経験と繋がった時に、最も心を掴む。

・(NEW)とにかくアウトプットをしてインプットの質を高め、インプットの量も増やす。

・(NEW)「自分の哲学+実装」の追求をする!

・(NEW)新しいことへのトリガーになる。

 

ざっくりになりましたが、「学習欲」についてはこんな感じで終わりにします。

 

Written by かず

 

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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 

 



『10年後の仕事図鑑』を読んで (後編)

 

 

こんにちは、かず(@kazu_1247)です。

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 

 

『10年後の仕事図鑑』の後半を読んで、意識するようになったことは以下のことです。

 
・お金ではなく、信用を貯める。
・アーティスト的に働く。

 

それぞれについて軽く触れていきます。

 

 

1、お金ではなく、信用を貯める。



 まず、お金の本質や考え方をもう一度考えた方がよいです。

 

 お金での契約が生まれる以前は、他人はとても信用のおける存在ではありませんでした。

 自分の所持品がいつ盗まれたりするか分からなかったからです。また、物々交換をしようにも、その契約には不安や疑念がついて回るものでした。

 

 これらの不安や疑念が「お金」の登場によって解消されることになります。

 

 お金を見せることで安心して交渉ができたり、信頼を得ることができるようになったのです。つまり、「お金=価値の存在証明」だったのです。そして、お金で生まれた信頼関係により、豊かな社会へと発展していきました。もともと、お金は「信用」の証明だったと言えます。

 

 ここからわかるように、物理的な貨幣そのものには意味はないのです。お金は単なるツールに過ぎないのです。その本質は、信用です。

 

 だから、お金を貯めるのではなく、信用を貯めた方がよいのです。

 

 パブリックな薄っぺらい信用もいいが、がっちりグリップした人間関係を持つとよいと言います。堀江さんは、そういった層が一定層いると述べています。分かってくれる人だけが分かってくれればいいというスタンスでやってきたそうです。

 

 「○○したいけどお金がない」という状況があると思います。実は、その時に無いのはお金ではなく、信用なのです。信用があれば、銀行でなくても、クラウドファンディングであったり、友人からでもお金は借りることができるのです。まず、貯めるべきはお金でなく、信用です。人から何か頼まれたら、期待に応えるように尽くします。そうした行為の積み重ねが、信用を築いていくのです。

 

 

2、アーティスト的に働く

 

 アーティスト的に働くことです。

 

「アーティスト的」を本書の註を抜粋すると、

 

自分の中に金銭的、金融的なもので計れない人類の叡智と試行錯誤の結晶による価値資本を生み出していっている、という面から

 

とあります。

 

 趣味みたいに働くことです。気になること、好きなことに手を出している間に自分の中に価値資本が貯まっていきます。技量不足はテクノロジーが補ってくれるので、全てにいてプロレベルのスキルを持つ必要はありません。

 

 他人と違うことをやることに恐怖を覚える必要は全くありません。他人と同じことをやるということは、競争以外の何物でもありません。レッドオーシャンに生きることは、これからの時代にそぐわないと言います。

 

 多様化していた社会が標準化されたのが、現代の日本です。標準化された社会では、決められたルールに沿って生きていけばよかったです。そのため、無意識のうちに世間が作った「当たり前」に寄り添り、思考停止に陥っているのです。

 

 「常識」や「当たり前」で埋め尽くされた社会の中で、差別化をはかるには、「なぜ」を問い続けることです。凝り固まった価値基準に支配されることなく、時代とともに走る感覚を身に付けるべきです。

 

 最初は誰だって不安です。しかし、黙っていてもその不安が消えることはありません。まずは、自分でできるだけ多くの情報に接することです。そして、その情報に対して自分の頭で思考する癖をつけることです。発信するといういうことです。たったそれだけのことで、情報を有機的に繋げていくことができます。自分の思考をたくましく鍛えていくことができます。

 

 このようにして自分の中に蓄積していった知によって、自分の哲学が形成され、アーティスト的な生き方に繋がっていくのではと思いました。

 

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 

以上が、『10年後の仕事図鑑』を読んで学んだことです。

 

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『ストレングスファインダー』の結果を受けて【個別化編】

 

 

 

こんにちは、かず(@kazu_1247)です。

 

今日は、『ストレングスファインダー』について書いていきます。

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 

 

僕は、就職活動を通してこの本と出会い、購入しました。

 

本書のタイトルは聞いたことがある方も多いと思います。

 

この記事は、ざっくりこんなことが書いてあります。

 

・どのように使うのか
・自分の結果は?
→今回は「個別化」についての考察
・具体的アクション

 

 

どのように使うのか?

 

本書付属のコードから、パソコン上で様々な質問に答えていきます。

 

それらの答えから、自分の「資質」を五つ表示してくれます。

 

そして、その「資質」を十分に理解し、日常生活や仕事において意識して発揮することで、「資質」から「強み」に変わります。

 

なぜなら、その資質が偶然に発揮されたのではなく、自分が意図して出すことができるようになるからです。

 

こうなってしまえば、確実に自分の「強み」と言えます。

 

普段、「自分ってどんな人間なのだろう」「どんな場面で活躍できるのだろう」と思うことがあるかもしれません。

そのような、漠然とした気持ちが、本書を活用することでスッキリすると思います。




結果はこんな感じでした

 

僕の五つの資質はこれらでした。

 
「個別化」
「学習欲」
「活発性」
「着想」
「最上志向」


これらの資質を持つ人間に共通する特徴や強みが、本書にはまとめられています。

 

その中から、自分なりに気になった部分を本書から抜き出し、それについて考えたことを書いていきます。

 

今回は、「個別化」について書いてきます。





【個別化】についての考察

 

特徴:

 

「一人一人が持つユニークな個性に興味を惹かれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。」

 

独自の強み:

 

「グループとして問題を解決する能力は、メンバーの多様性にかかっていると気付いているのかもしれません。」

 

「イベントを組織したり、計画を立てたり、資源を配分したりする時、何も考えずに前回と同じ方法を行うことはありません。状況はそれぞれ異なるものであると知っているのでしょう。」

 

「各人を他の人と差別化する独特な才能を見つけることについて自信を感じます。広く定義されたカテゴリに人々を当てはめることに我慢がならないはずです。個人のことを具体的に生き生きと細部まで表現するはずです。」

 

この結果を受けて自分の考え:

 

 自分自身の、既に自覚していた資質を言われたという感覚でした。

 

 よく、「国が違えば文化が違う」って認識があるじゃないですか。僕は、国とかじゃなくて、「各個人で文化が違う」と思うんです。つまり、一人一人で文化が違うし、括れるカテゴリーがあるのかも疑問です。それに、人間ってお互いを完全に理解し合えないと思っています。

 

 例えばなんですけど、誰かが骨折をした時、骨折をしたことがない人からしたらその感覚って理解できないじゃないですか。これが、他のことにも言えると思っていて、誰かの感覚や感情って、当の本人にしか分からないと思っています。誰かの感情を理解しようとする時、過去の自分の経験から限りなく似たものを想像して理解しようと努めます。でも、それは完全に合致することはないと思います。時期も場所もおそらく違うでしょう。つまり、完全に理解し合えることは出来ないんだと思っています。国籍とか地域とかじゃくて、「各個人に文化がある」と考える理由もこれです。でも、だからこそ、理解しようとする姿勢や共感しようする姿勢は大事だと思います。

 

 僕は、普段あまり怒ることがありません。最近、怒ったのはいつだろうって考えても思い出せません。たぶん、この「個別化」が少しは関係しているのかなと思いました。人は人だし、自分は自分。良い意味で人に期待をしすぎていないんだと思います。「不満」という感情は、自分の「期待」と実際の「結果」に差が出た時に生じる感情だと思います。だから、究極を言えば期待しなければ不満になることはないのかなと思いました。

 

 ...ってことを書いていたら、怒ったこと思い出しました(笑)

 8カ月前くらい前に、電車に乗っていた時の話です。まあまあ乗客が乗っていた車両で、僕は優先席の前に立っていたんですね。優先席に3人座っていたんですけど、そのうちの1人が降車しました。周りにおじさんとかおばさん達がいたので、誰か座ると思って、座るのを待っていました。そしたら、横のおじさんが「早く座れよ」って言いながら身体を押してきました。この時はさすがにイラっとしましたね(笑)

 これも、さっき言った「期待」と「結果」の差ですよね。僕は、おじさんかおばさんの誰かが座ればいいと思っていた(期待)のに、誰も座らなかったのに加え、横のおじさんから「早く座れよ」って言われながら押された(結果)。期待と結果のめちゃくちゃ大きな差があります。だからイラっとしたんですねたぶん。

(話がだいぶ逸れてしまいました。)

 

 感覚や感情だけでなく、能力とか強みも各個人で違っていて、誰しも良さは必ずどこかにあると思います。僕が持っていない強みを誰かが持っていたら、その人に任せた方がチームとして上手くいくし、個人レベルでも考えても自分の得意なことをした方がよいと思うんです。

 

 こういうことを考える時に大事なことは、強みは普遍的な強みではないし、弱みも絶対的な弱みではないってことです。

 

 例えば、「何かを受けてすぐに言葉を発する人」と「何かを受けてすぐに言葉を発せない人」がいるとします。前者は、頭の回転が早い人、後者は頭の回転が遅い人って捉えることは違うということです。後者は前者より感受性が圧倒的に高いってこともあると思うからです。つまり、前者が何かを見て1つのことを感じてそれをすぐに言葉にできるのに対し、後者は同じものを見ているのにも関わらず10のことを感じているので、言葉に発する時間がその分遅れているのかもしれないということです。

 

 もう少し抽象化すると、僕は、ものごとを「なめらか」に考えたいんだと思うんです。1~10だけじゃなくて、1.3や8.9もある。また、1.3が13/10の時もあるということです。

 

 

資質を「強み」にするための具体的アクション:

 

本書で述べられている活用方を参考に、具体的アクションを自分自身に落とし込みます。

 

・一人一人に合わせて異なる方法で対応する。
(個別に対応することが、適切で公正で効果的である。)

 

・チームの各メンバーが最も得意とすることを見極め、メンバーそれぞれの才能、スキル、知識を活用する。

 

・必要なものが人によって違うことを意識する。ぞれぞれをやる気にさせるものは何なのかを考える。

 

・スピーチ等は、聞き手の経験と繋がった時に、最も心をつかむことができる。(一般的な情報や理論よりも、実生活に基づいた経験を共有する。)
 
・人が類似性を重視していたら、独自性を重視し、新鮮で貴重な視点をもたらす。

 

===================================

 

「個別化」については以上です。

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 

 

次回は「学習欲」についての考察やアクションについて書いてきます。

 

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『10年後の仕事図鑑』を読んで (前編)

 

 

 こんにちは、かず(@kazu_1247)です

 

 今日は、『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文、落合陽一)を読んで学んだことを書いていきます。

 

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 

 

 また、本書のアウトプットは二回に分けて書いていきます。今回はその前半です。

 

 本書前半での学びをざっくり言うと、

 

普通が普通でなくなるということ
 
理想は労働者=経営者であること
 
遊びに没頭するということ

 

 です。

 

 それぞれもう少し詳しく書いていきます。



 

「普通」が「普通」でなくなる

 

 私たちが生きているこの社会において「普通」とされていることは、実は「発明」であり、「作られたもの」であるのです。そのため、それは普遍的ではないということなのです。

 

 ヨーロッパ的西洋の近代思想の基本は、人間観を再定義することでした。社会システムが誕生し、冠婚葬祭のしきたりや働き方が規定されました。

 「人間とはどういった存在であるのか」を定義するフランス人権宣言が制定されたのは1780年のことです。この時から職業選択の自由や、キャリアといった考えが生まれ、「人はすべてすべからく社会の中で何かになくてはならない」といった思想が生まれました。

 それまでの「普通」であった君主制が「普通」でなくななり、新しい「普通」が始まったのです。そして、この時に生まれたものの中には、現代に通ずるものも多くあります。

 

 この300年間の変化に匹敵する出来事が、15年ほどの期間で起ころうとしているのです。そのタイムスパンは技術発展と市場サイズの拡大に応じて短くなりつつあります。

 

 インターネットが登場したことで「ローカルな人との関係」で完結していた社会システムが「人と機械の関係」にまで広がりました。

 

「こんな職業になりたい」、あるいは「こんな会社にいかなければいけない」といった願望や感覚も、ある種の「発明」だと言います。

 

 仕事とは、社会システムの要請によって生まれるものです。現在多くの人は、高度経済成長以降の40年間の古いシステムの要請によって生まれた仕事に就いているというわけです。

 

 そのため、社会システムの変化によって、古いシステムの要請によって生まれた仕事の価値は下がると言えます。しかし、「普通」が普遍的ではないことが分かっていないと、その「普通」をありがたがってしまうのです。

 

 

理想は労働者=経営者であるということ

 

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(本書より引用)

 

 

 「会社」とはもともと「ギルド」の考え方に由来します。中世ヨーロッパの「同業者組合」のことです。ギルド内のメンバー同士がみんなでお金を出し合い、価値あるものを作り、取り分を決め、そこの労働力を当てはめる枠組みでした。

 

 ここで重要なのは、経営者がトップダウン方式で労働力を当てはめる考えではないということです。つまり、「労働者=経営者」で、価値あるものを一緒に作り出そうと努力する考えです。

 

 会社と労働契約を交わすことは、ほとんどの人にとって ”自分の名前を失う” ことに等しいです。例外として、幻冬舎の箕輪厚介さんなどが挙げられると思います。

 

 「私がこの会社で制作したあらゆるプロダクトの権利は、全ての会社に帰属します」と宣言していることに他ならないからです。

 

 どれほど、自分が優れたプロダクトを生み出そうが、それは個人としての功績が積みあがることはありません。これは、ポートフォリオマネジメントとして時間の消失に他なりません。

 

 就職活動では、多くの人が当然のように雇用されることを望んでいますが、名前を奪われる危険性に気付いた方がいいのです。

 

 会社の寿命は、人より短いです。だから、今のタイミングで会社にしがみつく必要はおそらくないです。

 

 他人と違う自分の「価値」を認識し、淡々とやっていくということを基本スタンスに据え、人生価値を差別化するサーヴェイの上に「ブルー・オーシャン」を求める思考こそが大事になります。

 

 好きなことで価値を生み出すスタイルに転換し、利潤を集めていくことが可能になれば、どこでも活躍の場を見つけることができます。



 

遊びに没頭すること

 

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(本書より引用)

 

 これはすでに様々なところで言われていることですが、これからは「労働」をしなくても、遊びを極めることでお金がもらえます。それも、一部の人だけでなく、誰もが「遊び」でお金を稼げるようになります。

 

 現代の蔓延している「やりたくないことを仕方なくやること=仕事」という考えは大きく変わります。すでに、ユーチューバーやインスタグラマーなど、以前は存在していなかった仕事を見かける機会は多いです。

 

 彼らのような「新しい仕事」で成功している人たちには、共通点があります。

 

 それが、以下の二つです。

 

①作業にハマること
②思いを持って毎日発信すること

 

 それぞれ軽く説明していきます。

 

①作業にハマること

 

 「ハマる」とは何かに「没頭」することです。

 没頭といっても、好きでないことを歯を食いしばって「頑張る」ということではありません。「努力しよう、頑張ろう」と歯を食いしばって思ってやったところで平凡な結果しか生まれません。

 

 そのために必要なことは、自分の感覚を信じて、自分で方法を考えることです。つまり、自分でルールを作ることで、ものごとに没頭でき、好きになることができます。

 

 また、多くの人は好きになってから没頭するものだと思いがちだが、現実は違うと堀江さんは言います。

 

 他のことを忘れて「没頭する」。この境地を経てはじめて「好き」の感情が芽生えるのだと言います。「没頭」さえしてしまえば、あとは知らぬ間に好きになっていきます。

 

②思いをもって毎日発信すること

 

 やりたいこと、ハマれるものが見つかったら、毎日自発的に思いを発信することが大切です。それも、「言われたからやる」「ノルマだからやる」という姿勢ではいけません。

 

 発信するツールは、今の世の中、山ほどあります。

 

 SNS上でアウトプットすることは非常に良い訓練になるだけでなく、より知識を深めることができます。最近は、SNSやネット記事を見て情報収集するだけの「情報メタボ」が非常に多いです。得た情報をSNS上でアウトプットし、多くの人の意見を取り入れることで、より多角的な視座を手に入れることができます。

 

 インプットとアウトプットのバランスが取れている時、人は格段に成長できます。

 

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 

以上が、本書前半を読んで学んだことでした。

 

 

Written by かず

 

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